住宅基礎工事の種類
住宅基礎工事は住宅の基盤となる重要な工事です。そこで今回は住宅基礎工事をよく知らないという方向けに、住宅基礎工事にはどのような種類があるのかについて解説していきます。ぜひチェックしてみてくださいね。
- ベタ基礎
- ベタ基礎は現代の木造住宅で一般的となっている基礎工事です。イメージとしては面で建物を支えるというイメージで、建物の底面全体に鉄筋コンクリートの床版を作り基礎とします。
- 布基礎
- 布基礎とは建物の土台に沿って、切れ目なく基礎底盤を築造した帯状の基礎のことです。布基礎は一戸建て住宅などで良く用いられています。
■それぞれの基礎工事の違いは?
基礎工事は大きくベタ基礎と布基礎の2つなのですが、どのような違いがあるのでしょうか?
まず金銭面からですが、これはベタ基礎の方がかかってしまいます。コンクリートを大量に流し込むため、布基礎よりも費用がかさむ傾向にあります。
また、ベタ基礎には湿気に強いという特徴があります。そのため、劣化しにくく管理がしやすい、シロアリ対策になるといったメリットが挙げられます。
一般的に言えば、布基礎よりもベタ基礎の方が高評価となっています。コスト面でクリアできるのであればベタ基礎の方がおすすめです。